iMovieはマウスで直感的に操作ができるのが魅力の一つでもありますが、もっと作業を効率的に行うために「キーボードショートカット」を覚えることを推奨します。
ただし、たくさんのキーボードショートカットがあるので覚えるのが大変です。私も全部は覚えきれていません。そこで今回の記事では、シーンに合わせたキーボードショートカットをご紹介します。iMovieのショートカットコマンドを忘れてしまった時にすぐアクセスできるよう、この記事をブックマーク登録して保存してもらえると幸いです。
情報の表示
操作 | ショートカット |
iMovieの「ヘルプ」メニューを開く | Shift + ⌘ + ? |
読み込みと書き出し
操作 | ショートカット |
メディアを読み込む | ⌘ + I |
ビデオの再生
操作 | ショートカット |
再生ヘッドまたはスキマーの下にあるフレームからビデオを再生 | スペースキー |
選択範囲を再生 | / |
選択したイベント、クリップ、またはプロジェクトを先頭から再生 | ¥ |
再生ヘッドを1フレーム進める | → |
再生ヘッドを1フレーム戻す | ← |
ブラウザでのクリップ再生中に次のクリップに進む | ↓ |
タイムラインでのクリップの再生中に現在のクリップの先頭に戻る、または再生ヘッドが現在のクリップの先頭付近にある場合は前のクリップに戻る | ↑ |
選択した項目をフルスクリーンで再生 | Esc |
ループ再生 | ⌘ + L |
ブラウザでのスキミング中にクリップ情報を表示 | Control + Y |
プロジェクトとイベントの管理
操作 | ショートカット |
新しいプロジェクトを作成 | ⌘ + N |
ゴミ箱に入れる | ⌘ + Delete |
iMovie環境設定を開く | ⌘ + , |
ビデオの選択と編集
操作 | ショートカット |
全てのクリップを選択 | ⌘ + A |
クリップ全体を選択 | X |
クリップの一部を選択 | Rを押したままマウスをドラッグ |
クリップの選択解除 | Shift + ⌘ + A |
選択項目をムービーに追加 | E |
選択項目を再生ヘッド位置のクリップに接続 | Q |
選択項目を再生ヘッド一のムービーに挿入 | W |
選択したクリップのビデオ品質とオーディオ品質を自動的に向上させる | Shift + ⌘ + E |
選択したフレームをカット | ⌘ + X |
選択したフレームをコピー | ⌘ + C |
選択したフレームをペースト | ⌘ + / |
タイムライン内のクリップを選択範囲でトリム | Option + / |
再生ヘッドの位置でクリップを分割 | ⌘ + B |
速度調整をリセット | Option + Shift + R |
全ての調整をペースト | Option + ⌘ + V |
色補正調整をペースト | Option + ⌘ + C |
クロップ調整をペースト | Option + ⌘ + R |
音量調整をペースト | Option + ⌘ + A |
ビデオエフェクトをペースト | Option + ⌘ + L |
オーディオエフェクトをペースト | Option + ⌘ + O |
速度調整をペースト | Option + ⌘ + S |
ビデオオーバーレイ設定をペースト | Option + ⌘ + U |
地図スタイルをペースト | Option + ⌘ + M |
選択部分をよく使う項目として設定 | F |
選択したフレームのマークを解除 | U |
選択部分を不採用として設定、または選択部分をタイムラインから削除 | Deleteキー |
クリップ選択時にクリップのトリム編集を開く/閉じる | ⌘ + ¥ |
詳細編集を開く/閉じる | ⌘ + / |
オーディオの操作
操作 | ショートカット |
ビューアでアフレコ・コントロールを開く | ¥ |
ビデオをスキミングする間オーディオを入または切にする | Shift + S |
クリップのオーディオを消音にする | Shift + ⌘ + M |
クリップからオーディオを切り離す | Shift + ⌘ + B |
直前の操作を取り消す | ⌘ + Z |
直前の操作をやり直す | Shift + ⌘ + Z |
テキストの編集
操作 | ショートカット |
選択したテキストをコピー | ⌘ + C |
選択したテキストをカット | ⌘ + X |
コピーしたテキストをペースト | ⌘ + V |
iMovieウインドウ
操作 | ショートカット |
iMovieウインドウをしまう | ⌘ + M |
ライブラリ表示に移動 | 1 |
プロジェクト表示に移動 | 2 |
ライブラリリストを表示/隠す | Shift + ⌘ + 1 |
ブラウザにマイメディアを表示 | ⌘ + 1 |
ブラウザにオーディオを表示 | ⌘ + 2 |
ブラウザにタイトルを表示 | ⌘ + 3 |
ブラウザに地図と背景を表示 | ⌘ + 4 |
ブラウザにサウンドエフェクトを表示 | ⌘ + 5 |
ブラウザにトランジションを表示 | ⌘ + 6 |
選択した項目をフルスクリーンで再生 | Shift + ⌘ + F |
最低限覚えておきたいiMovieのショートカットコマンド10選
iMovieにはたくさんのキーボードショートカットがありましたが、全て覚えるのは大変すぎるので、私がおすすめする最低限覚えておきたいショートカットを10個ご紹介します。この10個のショートカットコマンドを覚えておけば、 iMovieでの動画編集効率がグッと向上します。
操作 | ショートカット |
選択したイベント、クリップ、またはプロジェクトを先頭から再生 | ¥ |
再生ヘッドからの再生 | スペースキー |
全てのクリップの選択 | ⌘ + A |
クリップを複数選択 | ⌘ + 左クリック |
クリップの一部を選択 | R + マウスドラッグ |
選択したクリップの分割 | ⌘ + B |
選択したクリップのコピー | ⌘ + C |
コピーしたクリップのペースト | ⌘ + V |
選択したクリップの削除 | Delete |
再生ヘッドの微調整 | ← / → |
「¥」
タイムラインの一番最初の頭から再生を行う時、利用するショートカットキーです。
「スペースキー」
現在の再生ヘッドから再生を行う時に使うショートカットキーです。再生の他に停止も兼ねているショートカットキーで、おそらく iMovieで一番使うコマンドかと思います。
「⌘ + A」
全てのクリップを選択する時に使います。例えば、クリップを全削除したい時に1個1個消すのは面倒です。そんな時に「⌘ + A」で全選択した後にDeleteを押すと一気に全てのクリップが消えます。
その他に、全てのクリップに何かしらエフェクトなどを追加したい時に便利です。
「⌘ + 左クリック」
複数のクリップを選択したい時に使います。例えば、2個のクリップの場所を移動したい時に複数選択した状態で動かせば、2つ同時に移動してくれます。
「R + マウスドラッグ」
Rを押しながらクリップをドラッグすることで、クリップないの一部分を選択することができます。特定の箇所を再生したい時、音量調整したい時などに便利。
「⌘ + B」
再生ヘッドの位置でクリップを分割するショートカットキー。個人的にはスペースキーの次に使用頻度が多いと思われるショートカットなので、「⌘ + B」はマストで覚えておくことを推奨します。
「⌘ + C」
選択したクリップをコピーするショートカットキー。同じクリップを何度も使いたい時に便利。
「⌘ + V」
コピーしたクリップをペーストする時に便利なショートカットキー。「⌘ + C」と一緒に覚えておきましょう。
「Delete」
選択したクリップの削除に用いるショートカットキー。全削除したいときは「⌘ + A」でクリップを全選択してからDeleteキーを押しましょう。
「←」「→」
再生ヘッドの位置を左右に1フレーム移動する時に使うショートカットキー。細かい調整を入れたい時によく使います。例えば音声の余計な部分をカットする時は、1フレームずつ動かしてカットしていく方が、マウス操作よりもやりやすいです。